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琉球偉人シリーズ『牧志朝忠』
テーマ : 制作日記
4月に描いた偉人画です。

来年のカレンダー用に、偉人12人を描いています。
12人の顔ぶれは会議で決めたのですが
個人的に描きたい人から着手しております。
なので一人目は一番描きたかった「牧志朝忠」です。
詳しく書く時間がないのですが…
ペリーとも渡り合った「異国通司(=通訳官)」で、
とにかく、カッコイイ!
気合い入りました(^^;
今年の12人は新シリーズ☆としてちょっとタッチとか変えて行きます・・・
また、現在コチラの店舗にも展示しています。

『昇る太陽(アガイティーダ) 一四七七年 尚真王の即位 』
テーマ : 制作日記
3月頃に描いた絵をアップしてみます。
15世紀〜16世紀にかけて黄金時代と言われる善政を敷いた国王・尚真の即位のエピソードを描いた作品です。



▼クリックで拡大
その尚真王がどんな風に名君だったのか?を伝える為に、
もともとあった尚真王の肖像画をリメイクしました。
(尚真王のやったことを背景に箇条書きしました。)

現在どちらも、糸満市西崎にある首里天楼(すいてんろう)別邸に大きく展示されています。
詳しい解説はコチラのサイトにあります。
テーマのこと
テーマ : 制作日記
首里天楼の内装に使う新作壁画を描きます。
琉球史をテーマにした【琉球絵巻シリーズ】は次で5作目です。
その内容の前に、今まで描いてきた壁画にもそれぞれテーマがあったので
自分の中でのおさらいも兼ねて、今日はこれまでの絵のテーマについて書いてみます。

1作目は2007年前半に制作した龍潭重陽宴圖です。
1714年に首里城を中心に行われた冊封の儀式の一つ、重陽の宴の場面を描きました。
舞台は首里城のすぐ近くにある龍潭池、冊封の為にやってきた中国の使者を迎えてもてなすため、池に三艘のハーリー舟を浮かべて競争したり、芸能を披露して楽しませたということです。中国使者の記録に細かい描写やイラストがあったので、それをもとに想像して描きました。城内で行われる行事と違って、首里の一般の人たちも沿道に集まって華やかな宴を見物していたそうです。
18世紀前半というのは、琉球王国の第二の黄金時代といわれています。薩摩の琉球侵攻から1世紀あまり経って、日中両属という複雑な立場に置かれながらも、人々がこの災難から立ち直り、今につながる独自の琉球文化が次々に生み出された、という時代なんです。
この時代に活躍した人物は蔡温、名護親方(程順則)、玉城朝薫、高嶺徳明、平敷屋朝敏…沖縄の偉人といわれる人がこの時代にたくさん登場します。
この絵のなかに上記の偉人は出てきませんが、首里城や冊封使の豪華な佇まいと一緒に、華やかな行事に熱狂する人々、首里士族の立派な邸宅などを一場面に詰め込む事で、【文化的黄金期の熱気】…みたいなものが表現出来ないかなと考えました。
これがこの絵のテーマでした。
絵の雰囲気は、狩野派の屏風絵みたいなのを目指してましたが……?
今見るといろいろ恥ずかしいけども、思い出深い最初の作品です。
実は私は、首里天楼の内装画を描くために琉球史の勉強を始めました。
なので2007年以前は沖縄の歴史についてほとんど何も知らないも同然でした。
はじめはとにかく簡単そうな本を何冊か読み、通史を頭に叩き込んで、それから気になった人物について調べたりしていました。
おそらく多くの人が名前くらいなら知っていそうな人物のことが何となくわかってきたあたりで、この「第二黄金時代」に興味を引かれていったと記憶しています。
…一つの絵のテーマで、けっこう長くなってしまいました。
残りは明日に続きます。。

