今度は琉球神話☆です
2010年12月25日 10:33
テーマ : 制作日記

最近いろいろ資料読んだり、史跡にスケッチ行ったり、イメージづくりをしてるんですが
次に描く壁画のテーマは『琉球神話』なのです。
南城市玉城(なんじょうしたまぐすく)という場所に新しくホテルが作られるので
そこにかなり大きい壁画を制作します。
そのホテルが建つ玉城には、沖縄の開闢とか稲作伝来を伝える神話や遺跡がたくさんあるので
壁画のテーマも、沖縄に伝わる神話のビジュアル化ということになりました。
実はテーマも3、4年前から決まっていて、ずっと楽しみにしていた仕事です^^
大きさとか、力の入れ具合は過去最大になると思います。
これまで、沖縄の歴史モノはいくつか描いてきましたが、今度は「歴史以前」のこと…
『琉球神話』と言っても、そのように呼ばれる体系化された神話はなく、断片的なものしかありません。
さて、どうしよう。。。
沖縄と沖縄周辺の考古学と神話の本を読みあさることから始め、
だいぶイメージできてきたので、ちょっと描いてみました。

…あれ? なんかのアニメっぽくなってしまった…!
琉球神話って、掘り下げてアニメにしたら面白いだろうな〜って考えてたら、こんなんなりました。。
(最終的にはホテルの壁画なので、まっったく別物の絵柄にするつもりです;)
現地の史跡とかを歩くと、自然がすごく良くて、そこ此処に人が居た気配が感じられます。
ホテルは来年夏頃完成なので、そこに向けて是非いいものを完成させたいです。
↓クリックで拡大

……アマミキヨという神(女神)は天帝に命じられて沖縄の島を造った…島を造り終えたアマミキヨに天帝は男女の神を授け、やがて女神は懐胎し三男二女を生んだ。長男は国の主(王)の始めとなり天孫氏と号した。次男は諸侯(按司)の始めとなり、三男は百姓の始めとなった。長女は君々(高級神女?)の始めとなり、次女は祝々(ノロ?)の始めとなった。……
このイラストは上記の『中山世鑑』「琉球開闢事」からイメージしました。
新キャラクター
2010年12月23日 09:46
テーマ : その他
『のめのめオジィ』です。

いきなりですが。
たまに、お店のメニューとかにキャラクターを描くことがあります。
いつも描くのがこの
『かめかめオバァ』です。

昨日、ベンチを作るからなんか書いてと言われ…
10分くらいで描きました。
今日から国際通りのどこかにあるはず。

いきなりですが。
たまに、お店のメニューとかにキャラクターを描くことがあります。
いつも描くのがこの
『かめかめオバァ』です。
昨日、ベンチを作るからなんか書いてと言われ…
10分くらいで描きました。
今日から国際通りのどこかにあるはず。
「謝名親方」の服装
2010年12月17日 20:44
テーマ : 制作日記
ふたたびこちらの記事の補足です。
「謝名親方」の服装のことを何にも書いてませんでした…。

このブルーの服は、明の公務員の制服である「朝服(ちょうぶく)」といいます。
謝名親方の時代、琉球の官吏も式典などではこの朝服を着用していたそうです。
そもそも、謝名親方は華人の子孫です。
久米村の人々は琉球に帰化しても、明の服装や習慣を保ち続けていたそうなので
謝名親方は基本的に常にこういった服装だったと思われます。
(ただ母国の王朝が清に変わると、弁髪を強要されるのを恐れて久米村の人々も琉球風に改めたとか。)
この服の色に関してですが、これは詳しい事が分からず悩みました…。
明では官位に応じて色が決められていたのが分かったのですが、琉球の位階だとどれに相当するのかが分かりませんでした。
大河ドラマ『琉球の風』では赤い朝服だったのですが、赤は官吏として最高位の色で以前描いた尚寧王も赤い朝服を着用しているのです。
国王と宰相が同じ色(デザインも似てる)の衣装では関係がイメージしにくいと考え、
顧問の井上先生とも相談して、明の規定で赤に次ぐ青の色を採用しました。
胸(腹?)部の模様も、位階を表す「補子(ほし)」というものらしいです。
これは『琉球の風』の謝名親方の衣装をそのまま写させてもらいました。
●参考資料
琉球服装史 (1960年) 嘉数 津子
古い本ですが、琉球の服装について詳しく書かれています。
でももっと新しい研究結果が分かる本があればいいなぁ。。
中国服装史―五千年の歴史を検証する 華 梅
私の場合は、値段の割に図版が少なくて物足りなかったです。
でも「補子」のことはしっかり分かりました。
中国古代の服飾研究
大型本で図版もいっぱい、でも高くて買えません!図書館で見てます…。
琉球の風-NHK大河ドラマストーリー
ヤフオクで購入。
「謝名親方」が登場する本
2010年12月17日 19:46
テーマ : 読んだ本
こちらの記事の補足にもなりますが、琉球偉人「謝名親方」を描く前に精読した本です。
『日琉戦争一六〇九』上里隆史
この本の中での謝名親方に関する記載は数%ですが、それでもかなり詳しいですし、当時の琉球の軍事制度など周辺の状況がかなり詳細に分かるので、謝名親方がどんな社会状況のもとで動いていたのかがリアルにイメージできます。
というか本自体がすごく面白いです。
関係ないけど、この本が出たときに著者の上里さんにサインもらいにいきました。
『新琉球王統史7 尚寧王』与並岳生
一代の王様につき、基本的に一冊で出来事が網羅できるお手軽な歴史本です。
一冊の厚さ7㎜くらいだから、すぐに読み切れる入門書として書かれているようですが
調べものにもすごく便利です、コレ。
『琉球・沖縄歴史人物伝』新城俊昭
沖縄の代表的な偉人が網羅された本。読みやすいなーと思ったら、教科書なんですね。
●参考というか、雰囲気を掴む為に読んだ本
『謝名親方―史劇 (1983年)』 新里 堅進
子供にも分かりやすい偉人マンガ。
『琉球の風(一)怒濤の巻』陳 舜臣
あの大河ドラマの原作です。全3巻。
琉球偉人シリーズ『謝名親方』
2010年12月17日 18:40
テーマ : 制作日記
【本】画鬼・暁斎
2010年12月16日 01:03
テーマ : 読んだ本
ところで、鍾馗様と言ったら私は河鍋暁斎の絵がまっさきに浮かびます。
河鍋暁斎―奇想の天才絵師 超絶技巧と爆笑戯画の名手 (別冊太陽)
超クールです。超絶技巧って、スゴい言葉ですがこの人を褒めるにはちょっと足りない気さえします。
こちらの別冊太陽は、よく見る画集トップ10に入るはず。
見応え満点。素敵です。
河鍋暁斎 [文庫]ジョサイア コンドル
たぶん一般的には師匠より有名な弟子のジョサイア・コンドルが緻密に記録した暁斎像とその技法。そこまで細かく…!?って位、実際の画法のことが書かれています。絵を描く方向け。暁斎の描いた着物をクローズアップした、表紙も美しい文庫。
三国志に出てきそうな人。
2010年12月16日 01:01
テーマ : 制作日記
最近描いた人物画です。


鍾馗様?みたいな
たぶんインテリ且つ武闘派なイメージがある、とある琉球偉人の想像画です。
誰でしょう?
後ろに付ける文字を仕上げたら、また載せましょうね。

